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まほろ駅前多田便利軒 / 三浦しをん
2009.09.20 Sunday 20:48 | ┣ BOOK ま行
噛みそうなタイトルのこの作品。
まほろ市を舞台にした便利屋の多田が、高校の同級生である行天と再会し、いろいろな事件に巻き込まれるって物語。現実味がないわけではないのに、どこか空想めいた世界が描かれている。
まず、おっさん2人を描写しているものの、全体的に軽い雰囲気がしてならない。ところどころに表現されている2人の背負っているものの重さや大きさまでも軽く感じてしまう。一番表現したいであろう部分と思われるだけに少し残念。。
ただ、登場するキャラ達は憎めない設定で、その人たちとのヤリトリが巧みに描かれている箇所は面白い。複雑な事情が絡みあって2人の関係は成り立っており、それを日常に溶け込まして紐解いていく。イケダの読解力不足がたたり、真意を汲み取ることは出来なかったところが減点の理由だが、物語的には穏やかに読むことが出来ました。
★★★★★★☆☆☆☆ 6本 (完読 2009.09.20)
まほろ市を舞台にした便利屋の多田が、高校の同級生である行天と再会し、いろいろな事件に巻き込まれるって物語。現実味がないわけではないのに、どこか空想めいた世界が描かれている。
まず、おっさん2人を描写しているものの、全体的に軽い雰囲気がしてならない。ところどころに表現されている2人の背負っているものの重さや大きさまでも軽く感じてしまう。一番表現したいであろう部分と思われるだけに少し残念。。
ただ、登場するキャラ達は憎めない設定で、その人たちとのヤリトリが巧みに描かれている箇所は面白い。複雑な事情が絡みあって2人の関係は成り立っており、それを日常に溶け込まして紐解いていく。イケダの読解力不足がたたり、真意を汲み取ることは出来なかったところが減点の理由だが、物語的には穏やかに読むことが出来ました。
★★★★★★☆☆☆☆ 6本 (完読 2009.09.20)
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