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ボトルネック / 米澤穂信
2010.03.11 Thursday 00:43 | ┣ BOOK や行
【ボトルネック】・・・システム設計上の制約の概念。
イケダ好みのパラレルワールドミステリー&ホラー。
主人公の性格も含めて全体的に絶望感に溢れていて苦く辛いものの、どこか安心感が漂う物語。
物語の軸は、自分のいない世界で自分の価値を見つめ直すということ。
自分がいないことで見えてくる事実と自分自身の存在意義。
結末に対して「あまりにも非情、現実は辛い」という単純な応えだけでなく「生きるとは素晴らしい」という応えもまた1つ。確かに非情ではあるが、そうした非情さを芽生えさせられることもまた同じくらい素晴らしいことではないか、と感じることが出来た。
自分が生きていることで他者にどれほどの影響を与えているのか?自分自身の存在意義を問われる作品。
ボトルネック、なかなかスマートなタイトルである。
★★★★★★★☆☆☆ 7本 (完読 2010.03.09)
イケダ好みのパラレルワールドミステリー&ホラー。
主人公の性格も含めて全体的に絶望感に溢れていて苦く辛いものの、どこか安心感が漂う物語。
物語の軸は、自分のいない世界で自分の価値を見つめ直すということ。
自分がいないことで見えてくる事実と自分自身の存在意義。
結末に対して「あまりにも非情、現実は辛い」という単純な応えだけでなく「生きるとは素晴らしい」という応えもまた1つ。確かに非情ではあるが、そうした非情さを芽生えさせられることもまた同じくらい素晴らしいことではないか、と感じることが出来た。
自分が生きていることで他者にどれほどの影響を与えているのか?自分自身の存在意義を問われる作品。
ボトルネック、なかなかスマートなタイトルである。
★★★★★★★☆☆☆ 7本 (完読 2010.03.09)
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