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友人にＰＣの修理を依頼されました。
もともとは結婚式のＶＴＲ作成手伝ってただけなのに、どんどんと依頼内容のレベルが上がってきているような・・・。
今回の依頼内容は「ＰＣの反応が鈍いので早くして欲しい！」とのこと。
確認してみると、今まで一度も整理した形跡がなく不要データも山盛りあったから、そりゃ、限界だなって話。むしろこれで普通に作業してたことに感服だわ。
そんなＰＣを目の前にして感じたことが１点。
　「なんで直さなかったの！！？？」



ここ１年くらいで僕がアドバイスとか修理してあげた機器の件数って３０件くらいと思う。
月に２回以上はそんな電話がかかってくる。

「インターネットにつながらない！」

「音楽から音声だけを取り出したい！」

「ｉｐｏｄに動画が入らない！」

「ロックがかかってるＤＶＤをダビングしたい！」

などなど・・・。

小さい問題から、難しい問題まで多種多様に自分勝手な問題を僕に放りこんでくる。


で、僕もまた別に巻き込まれても大した問題でもないし、
さして忙しい身でもないってことでちゃんと相談にのってあげるわけ。

その時、ほんとに簡単な問題だったら、外出中でもすぐに答えてあげる。

　「そこで、あれクリックして、そのソフト使用して・・・」

と三ノ宮の街中でもちゃんと応えてあげちゃう★

ただ、難しい問題ってのは、家に帰って自分で調べてから教えてあげる。

質問のレベルによっちゃ、日曜日の朝９時から夜の１１時まで調べたこともある。

確かに感謝はされるし、何よりも自分の知識となって身につくので良いことだとは思う。


が、改めてここではっきりと言いたい。

　お前ら頭悪すぎだろ！！？？

わからないことは仕方がない。わからないことこなんて世の中にごまんと溢れている。

ただ、ここで言いたいのは、

　『なんで自分で調べないの？？』

ということ。

これって、今の日本の教育の問題点じゃありません？？

教えてもらったマニュアル通りの方法でしか解決することが出来ない。

自分で回答を考え出すという、明らかに生きていくうえで必要なことができない。


さらに、頭がどーかしてるのは、


　「だって、調べ方がわからんねんもん。」

という、在り得ない発言を当たり前のように口に出す人間。

これを言われたところで僕は「あ、そうか！仕方ないな！」と応えるが、内心では


　「バカじゃねーの！！！」

と笑ってしまう。

調べ方がわからないということを言い換えると、

『僕は自分では何もすることができません。考えることが出来ません』

ってことでしょ？？

どんだけ甘い環境で育ってきたのか・・・完全に生き方が腐ってる。

わからないことを調べるってだけで沢山の知的興奮を生む。
知らないことを知るという行為は素晴らしい。

奇しくも、上記の文章に書きました。

“わからないことこなんて世の中にごまんと溢れている。”

“何よりも自分の知識となって身につくので良いことだとは思う。”


こんなに沢山のわけがわからない世界に身を置いているのに、
それを自ら知ろうとしない人間は、
それはもう生きていることを放棄しているように感じる。

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