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知る人ぞ知ること、我が姉は12月に嫁いだ。
高校から一発で大学へ、そして大学を主席で卒業し目標であった先生となり、
ジャイロボール並みのストレートで人生を歩んできた姉。

「やっぱり先生は、先生と結婚するんだろなぁ。」
というイケダの考えはキャッチャーミットど真ん中の的中。
同僚の先生とめでたくホームランをぶっ放したのである。

そんな姉の結婚式が3月に執り行われるとのことである。

こちら葛飾区亀有公園前派出所78巻収録の「兄として」。

普段ちゃらんぽんの両津勘吉が弟の結婚式を見事にまとめあげた１話で、
長く続くこち亀物語でも評価の高い物語である。
かくいうイケダもこの物語は両津のウマミ純度が濃縮された良い作品だと感じている。

さて、そんなことを脳裏に思い浮かべながら姉の結婚式について考えるイケダ。

両津を見習って「弟として！」と見事にまとめあげたいのだが、
正直な話、結婚式は非常に苦手なのである！！

めでたいことだし幸せそうなので心和むのは事実。
が、友人の結婚式ならいざ知らず、身内の結婚式とくると話は変わってくる。

数え上げりゃきりがないイヤなことの数々・・・。

ことさら勘弁頂きたいのが、まさに「弟として」。
弟として、新郎の両親＆親族＆果ては友人に気を使わなければいけないのだ。
Ｏｈ、ちょうヘビー★

コンパとかの場なら見ず知らずの人に話すのに苦痛どころか一種の快楽を感じるものの、
関係者がずらりと並んだ中で自制しつつ気を使う気苦労。苦手だわ。。

しかし、一応は姉。
４０キロ離れた一人暮らしの家からランニングで帰ってきたりするファンキーシスターだ。
ファンキーに祝してやろうじゃないか！ってファンキーブラザーのイケダは思ったりもしている。

　「映像をつくってくれ！！極上のな！！」

そんなタイミングで姉が依頼してきたのは願ったり叶ったり。
結婚式場のパンフレットに記載されてる映像作品の作成費が想像の５倍を超えていたようだ。

イケダは思ったという。
これで「弟として」少しは役に立つんじゃないか。
ある程度の作品を作成して当日流したらそれなりにイケダの知名度も上がるし、お酒を飲んでてても文句はいわれないだろ。
思えば今までプロフィール映像って３本作成したわけだが、その場で見合わせたことって一度もないのだ。
実際にその場でどんな反応があるのか見てみたいと思っていた今日この頃。

　「・・・任しとけ！！」

イケダ、２６歳。
はじめての姉孝行をすることに決意した瞬間であった。
弟として！いち技術者として！　しかも驚くなかれ！

今回はウルトラデラックス！
プロフィールムービー　＆　エンドロールムービーの豪華二本立て！！

ぶっちゃけプロフィールムービーってある程度のパターン作っちゃたから面白みないんだよねぇ。
エンドロールムービーで作成してみたいアイデアがあったしちょっと楽しみだったりする。

ただ、１つ真面目な問題が。
最近仕事が非常に遅くて、現状で全く手付かずなこと。。うーむ。

そして、今日。

当初のスケジュールより遅れること１週間。
姉から旦那の写真を拝借し、頭の中で構想を練っている段階。
あぁ。。先は長い。

 

余談。

旦那の写真を整理していら、何かのパーティーらしき場所で撮影したものが２、３枚。

写真の裏にはマジックで書かれていた。

　"大学４年　洋上学校"

 

姉はおれよりも２歳年上だから・・・まさか谷口と同じ船に！！？？

「まさかな・・・。」

 

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