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ラブネストにご用心
2009.07.26 Sunday 00:23 | 日記 '09
浪人時代の友人に以前から依頼されていたことがいよいよ本格化し始めた為、イケダも重い腰を上げて取りかかることにした。
それは『結婚式のお手伝い』。
依頼内容は、「写真とか使って何か映像作って。」
という何ともいえないものである。
『冷蔵庫に入っているものを使って何かご飯作って』
学生の頃、実家の台所の上によくこんな置手紙が置かれていた。
これと全く同じテンションで、
『写真とか使って何か映像作って。』
と依頼してきたのは、5月5日に籍を入れたイケダの浪人時代の友人。
(おめでとう!)
高校も同じなのだが、仲良くなったのが浪人時代ってこともあり、
勝手な位置づけだが浪人時代の友人ということにしている。
浪人を終えてから今日までの7年間はほとんど会うこともなく過ごしていたのだが、
今年のGWに出合ってから、またちょいちょいっと連絡をとるようになったのだ。
そんな経緯もありーので、結婚式のお手伝いを依頼された。
これが微妙な友人ならお断りもしたのだが、短い付き合いだったにもかかわらず
心許せる友人の1人ではある為、快くこのアバウトな依頼を承諾したのである。
そんなわけで、さっそく2人の愛の巣(LOVE NEST)にお邪魔した。
「いらっしゃい!」
と快く出迎えてくれたのは、裸エプロンの新妻!! うっひょー!!
・・・となるわけなく、
玄関から飛び出してきたのは、
短パン&タンクトップの友人、そして右脇からワッサーと飛び出している脇毛であった。
あ、ちなみに新妻の方も高校の同級生である。
とどのつまり同級生同士の結婚ということである。
ただ新妻とは高校時代に一言も話したこともないうえ、悪いが、記憶にもない。
と、こんなことをいうと“影が薄い”と思われてしまうが、これは全くの誤解!!
高校時代にほとんど誰とも会話をしなかったのはイケダであり、
友人と呼べる友人が3年間出来なかったのもイケダであるから仕方がないのだ!!
そんなわけで実は少し緊張していた。
話したことのない同級生の女の子の家に訪問するなんて官能小説の中だけと思っていた。
マンションの10階までのエレベーターの中では、
めくるめく妄想が繰りひろげられていた。
「奥さん、旦那さんとはめっきりとのことじゃないですか。」
「や、やめてください!」
「奥さん、旦那さんには内緒にしときますって。」
「や、や、やめてください!」
「おや、奥さん、嫌がってても身体は正直じゃないですか。」
「や、や、・・・やめてください。」
はふはふはふ・・・
との具合でニヤニヤしていたら、8階で知らないオバハンに見られて
完全に警察に通報されるところであった。危ない。
ちなみにこんなテンションも出迎えてくれた友人の脇毛で一蹴されたのは言うまでもない。
さて。
愛の巣(LOVE NEST)にお邪魔し、そこから約2時間にわたって、どのようなものを作成するか話し合った。
驚くほど何も考えていなかった2人に対して、
(いや、ぶっちゃけあまりにも何も考えていなくて驚かされた)
そこそこに必要なお話を引き出すことも出来、初回の打ち合わせにしては進んだほうと思われる。
あれから考えを膨らませて、イケダの頭の中では6割がた構成が固まった。
後はさらに必要な情報を入手して構成を固めた後、作成していけば問題ないだろう。
「えっと、じゃ、ギャランティーはどうしましょ?」
帰り際に友人が申し出てきてくれた。
・・・これね、これ。
これが非っっっ常に迷う!! ホントにかなり考えてしまう!!
「友達やねんから、無料に決まってるやろ!」
というには、少し負荷が高いのが事実。
そして何よりも、結婚式に流すのだからそれなりのものを造らないとダメ!っていうプレッシャーもある。
費用の算出方法は色々と考え方はあると思うけど、一般的にこういったものを作成するときは『人月(にんげつ)』って考え方があります。
システム開発などの工数、仕事量を示す単位で、「人数×時間(月)」で表される。
プロジェクトの大きさを表現する場合や、1人当たりの費用月額(人月単価)を掛け合わせてシステム開発の費用算定/見積もりに利用される。
つまり、1ヶ月単価100万円の人間が2人います。
この2人に1つの仕事を依頼したところ、3ヶ月かかるということでした。
そうすると、「2人×3ヶ月=6人月」ってなり、この仕事は600万円の仕事ってなる。
かなり経験がものをいう計算方法ながら、この業界では当たり前の計算方法になっている。
で、この考え方で今回のケースを考えてみよう。
・2~3時間の打ち合わせ4回 10時間
・構成を考えてまとめる時間 10時間
・写真を選出したりする時間 10時間
・動画を作成したりする時間 20時間
合計 50時間
50時間ってのは約1週間になる。
1週間、それはつまり『4分の1人月』ってことになる。
これにイケダの1人月の価格を掛け算して出てきた数値がこの仕事の価格!!
さて、問題はこの“イケダの価格”。
・・・・
「難しいから、そっちに任すわ! 2人で決めて!!」
と言ってやりました。
さてイケダの価格はいくらになるのだろう。なかなか楽しみである。
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