忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

▲TOP

金のゆりかご / 北川歩実

20世紀最後の覆面作家、北川歩実のミステリー。
脳構造を改造する早期教育による天才育成がテーマの作品。
テーマはすごくGood!脳科学に興味があれば惹かれる内容である!!・・のハズなのだが。構想練り直した方が良くないですか??
まず登場人物の人間性が全く理解できない。ただ、ゲームの駒を進めていく様にしか書かれていない。主人公の苦悩も時折出てくるのだが、どうにも弱い。まったく共感できない。全く意味のない登場人物も沢山いてるし。あとは何よりも物語の構成。遠回りして背景を固めていく割りに、なんだか拍子抜け。どんでん返しではあるものの、意外性がない。読み手の感情をつかめないのは、筆者の力不足か!?
ただ、単純に脳に興味があるならば興味深い。物語に出てくるように天才育成は可能だと思われるし、事実をもとに勉強して書かれている作品だとは思われます。
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4本 (完読 2009.07.31)

拍手

PR

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

パフューム -ある夜の物語-

パフューム -ある夜の物語-非常に不快な夜である。
不快な状態で日記をつけ、そして就寝しなければならないと思うとそれがまた不快だ。

蒸し暑いから?? いや、それは見当外れも甚だしい。

ここ1年で不快なことは沢山あったが、それはあくまで精神的なことであり、これほど肉体的に訴えてくる不快な感覚はかつてないだろう。

とりあえず、さきほどまで谷口が我が家に来ていたのだ。

拍手

つづき

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

七月度男塾会合

七月度男塾会合肉の日ということで、今月の男塾の会合も焼肉を嗜んだ。
本来の男塾の姿である男だけの参加になった。

イケダは出張の為、約1時間も遅刻してしまったのが悔やまれる。

感想 :やはりユッケは最高でした。
     どーしようもないです、あれ最高です。

反省点:先輩が今日もおもんなかったようです。クビですね、クビ。

来月は、またまた女子も参加するようで楽しみである。
 

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

幸せの招待状

幸せの招待状結婚式の招待状に見たことのない漢字が書かれていた。

イケダが住んでいるのは 楠 木 平 (くすのきだいら) であって、
常用漢字に載っていない謎の漢字(木+平)の地名には住んでいない。

 『これだと “ネ申” と同じじゃねーか。。』

返信のコメントにはそうやって書いておこう。

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

嘘をもうひとつだけ / 東野圭吾

加賀恭一郎シリーズ6作目。
シリーズ6作目にして初の短編集。テーマはもちろん“嘘”。
事件の裏に潜む容疑者達の数々の“嘘”を指摘し、そして真実を追究していく・・・ミステリの基本っちゃ基本ですが、その“嘘”の意味、つまりは事件の動機について上手く絡めているあたりが作品に深みを出してます。
ドラマにしたらちょうど1時間くらいか?って作品が5つ。まどろっこしい箇所がないので、すらすら読めるのはホントにテレビみたい。古畑任三郎のシリアスバージョンとはなかなか的を得てると思います。また、容疑者の視点から物語は綴られているものの、随所に加賀恭一郎の頭のキれているところが見てとれる。そして、「友の助言」などからは男としての魅力が十二分に感じ取ることが出来る。
他の長編には少し及ばないものの、普通の推理ものに比べると良いのは間違いなしです!
★★★★★★★☆☆☆ 7本 (完読 2009.07.26)

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

私が彼を殺した / 東野圭吾

加賀恭一郎シリーズ5作目。
3作目の『どちらかが彼を殺した』と同様、最後まで犯人はわからない!最後の1行が「犯人はあなたです!」なんだもん。
今回の容疑者は3人。物語は、3人それぞれの視点から、つまり‘三人称一視点’で進んでいく。各人が被害者に殺意を抱いており、誰が殺人を起こしてもおかしくはない。この構成が感嘆に値する!推理を進める上でのヒントをこちらに投げつつも、確信的な箇所は隠していく、かつ、3人それぞれの視点での事実を並べてみれば全てが繋がる、という何とも論理的な構成に仕上がっている。
被害者は確かに殺されて当然の人だ(事実、イケダがトドメをさしたかった)が、3人からの視点ではなく婚約者の美和子、または加賀の立場からの物語も見てみたかった。どのように推理を進めていったのか、気になるところではある。しかし、加賀恭一郎、ダンディーだ。。
★★★★★★★★☆☆ 8本 (完読 2009.07.26)

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

ラブネストにご用心

ラブネストにご用心浪人時代の友人に以前から依頼されていたことがいよいよ本格化し始めた為、イケダも重い腰を上げて取りかかることにした。
それは『結婚式のお手伝い』。

依頼内容は、「写真とか使って何か映像作って。」
という何ともいえないものである。

拍手

つづき

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

怪事な1日

ぐはぁ・・・。
5574円も使いました、今日1日で。

「ケチやなぁ!」って思われた人もいるかもしれません。
確かによくケチって言われるけど、自分自身では全然ケチじゃないって思ってる。

例えばですよ・・・
年収50万の人が5000円を嘆くのはケチって感じます?
これは全然ケチじゃないですよね。嘆くのが当たり前でしょ。

でわ、年収1億の人が5000円を嘆くのはケチって感じます??
「そりゃ、ケチやろ!」って感じる人の方が多いですよね、世間一般では。

拍手

つづき

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

図書館戦争 / 有川浩

シリーズ累計72万部!アニメ化もなった図書館戦争!
ま、まじか!全然面白くない!!そりゃ、空の中が面白かった分、期待値も高かったけど、こりゃなかなか厳しかった。ごめんなさい。
ジャンルはライトノベル。ライトノベルだからイヤってわけじゃないけど、あまりにも設定がぶっ飛んでてイケダは受け入れることが出来ませんでした。物語は『メディア良化法』によって閲覧の自由を奪われた世界。図書館は本を守る為に鉄砲で撃ち合って自由を守る。・・・??いやいや、それはないだろ!!おかしいだろ!!
物語の裏には、“自由とは何か?”“本は世界の財産!”等、さらには政治やマスコミへの批判といったそれなりの訴えがあるわけだが、どーにもこーにもこの設定と単純な構成、及び、ラブコメ風の会話が頂けなかった。生理的に受け入れれるかどうかが明暗をわける物語。マンガを読むくらいの心意気ならまだ読めたカモ。
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4本 (完読 2009.07.24)

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

自愛の精神、ここにあり

儚き夢の痕前回はトイレットペーパーの幅について言及させていただいた。

大きな反響により、今日は引き続きトイレットペーパーについて
考察していこうと思っている。

よって今さらながら、
カテゴリーを“日記”から“考察”に変更しておく。

拍手

つづき

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

アンタッチャブルな日々にお別れを

アンタッチュブルに憧れて有休を取得しての1・2・3・4連休目!

この連休は外界との接触を極力控えていたのは事実。
その替わり、頭の中に入っているものを整理する!
予定だったが・・・う~ん、まだ整理がついてない、やっぱり。。

“今まで理解できなかったことが、一晩寝て急に理解できた!”
これって、寝てる間にも脳が動き続けてる作用なんですよ。
パソコンでいうところのデフラグ作業を脳が行っているのだ!

・・・イケダ、4日も休憩していたのにまだデフラグ完了してません。。
“断片化した人生が80%残ってます。”って言われた気分です。

ちなみに、そんな4連休最終日は唐久唐兵衛にて焼肉&鍋。

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

空の中 / 有川浩

きたぁ、スペクタクルエンタテインメント(らしい)!!
寝るのも惜しんで、読み続けてしまう(実際、寝てない)。一気に読まないと、気が気じゃない!!ジャンルはSFが軸なんだけど、あくまでそれだけじゃなく、“これでもかぁ!”ってくらい色々と詰め込んでいる。わかりやすく言うと、『インデペンデンスデイ』+『E.T』+『いちご100%』/『ドラえもん 雲の王国』といったところかな。
‘未知の生物’との遭遇を機に、物語は動き出す。人間との交流・衝突を経て、主人公たちの成長と恋愛、そして人間のエゴを織り交ぜる。ありえない話だが、リアルに感じてしまうのは、こういった描写が繊細だから。ドキドキハラハラ、そして萌え、とまさにエンタテインメント!そして、巻末の物語は、涙涙と贅沢の極みなのだ。。
ライトノベルに抵抗があっても、普通に面白い!『大人』vs『子供』といった構成で単純ながら、色んなことが汲み取れる傑作!読後感も爽快!!
★★★★★★★★★ 9本 (完読 2009.07.20)

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

どちらかが彼女を殺した / 東野圭吾

加賀恭一郎シリーズ3作目。
ミステリってこれでしょ、これ。本格推理が必要となってくるこの作品。タイトル通り「どちかが彼女を殺した」ってところまでしか読書はわからず、「どちらなのか」は最後までわからない!推理するしかないのだ!
ストーリーを重要視する人にとっては評価が低いみたいですが、断然眠りの森より面白かった!つまり推理することがこの作品の醍醐味ってことだ。イケダはそんなに推理好きってこともないが、解かずにはいられない面白さがあった。それは偏に物語の設定にあるだろう。この設定に対しては陳腐と感じる人も多いかもしれないが、妙に嵌った。だからこそ、個人的に面白みが倍増したように思う。
今回は加賀視線でなく、終始被害者の兄からの視線。そこから感じ取れる加賀恭一郎は相変わらずセクシーで大人な男である。まずます渋くなっていく男加賀恭一郎。東野圭吾氏、引き出し多すぎ。。
★★★★★★★★☆☆ 8本 (完読 2009.07.19)

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

守護天使 / 上村佑

日本ラブストーリー大賞受賞作!
個人的にこの賞にすごく興味があるんですよ。ってことで、前回受賞作を読んでみた。ただ一言、もうホントに面白かった!感服!
いやー、小説で笑うってどこか遠慮しちゃうんですよね。やっぱり活字で笑いをとるって行為自体が、笑いの本質じゃない気がするし、どこか限界があるって感じしちゃうでしょ。否、めちゃくちゃ笑わせてくれます!!
内容は浅いし、アニメみたいな展開だけど、単純に面白い!これはこれで価値がありますね。テンポ良く、トントン拍子に話が進んでいき、ギャグマンガのような構成。
ただ、それだけで終わらないのがラブストーリー大賞。胸がキュンとなるセンチメンタルラブストーリーありと、満足かつ爽快に読み終える!!
上村氏はこれが初作品とのことだけど、こんな笑いを提供し続けることを願ってます。ゲスくてごめんなさい。。
★★★★★★★★☆☆ 8本 (完読 2009.07.19)

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

最悪 / 奥田英朗

まさに最悪。追い詰められていく末の物語。
単純なタイトルながら的を得ている最悪な物語。主人公は3人。何の接点もない3人の人生が絡み合ってゆく、しかも最悪に・・・。
全600ページとボリュームありますが、次々読めていきます。これが筆力ってやつですかね。3人の人生がわかりやすく、そして追い詰められる様が良く伝わってくる。総じて言えば突拍子もない物語だが、読んでる最中ってのは全く感じさせない。むしろ日常に溢れている当たり前の出来事が積み重って、それが全てマイナスに働いていように見えちゃう。心理描写もうまく、読者も一緒になってイライラさせてくれます。
読後感は決して爽快と言えないが、「人生ってのはこんなもんなんですよ、小説みたいにうまくいくわけないんだから。」と小説に教えられます。
徐々に加速していく犯罪。一気に読み終える1冊。
★★★★★★☆☆☆☆ 6本 (完読 2009.07.18)

拍手

Comment (0) | Trackback () | ▲TOP

« 2024年11月 »
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Recent Trackback

    BLOG Search

    My Twitter

    Photomemo

    BLOG Ranking

    Bookshelf

    My LINK

    BLOG パーツ

    PING送信プラス by SEO対策


    Yahoo!ボットチェッカー Googleボットチェッカー
    Yahoo!ブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク livedoorClip del.icio.us newsing FC2 
    Technorati ニフティクリップ iza Choix Flog Buzzurl 
    赤裸々記 2 を登録! by BlogPeople レビュープラス レビュープラス フィードメーター - 赤裸々記 2 アクセスアップ あわせて読みたいブログパーツ
    ブログパーツ