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まほろ駅前多田便利軒 / 三浦しをん

噛みそうなタイトルのこの作品。
まほろ市を舞台にした便利屋の多田が、高校の同級生である行天と再会し、いろいろな事件に巻き込まれるって物語。現実味がないわけではないのに、どこか空想めいた世界が描かれている。
まず、おっさん2人を描写しているものの、全体的に軽い雰囲気がしてならない。ところどころに表現されている2人の背負っているものの重さや大きさまでも軽く感じてしまう。一番表現したいであろう部分と思われるだけに少し残念。。
ただ、登場するキャラ達は憎めない設定で、その人たちとのヤリトリが巧みに描かれている箇所は面白い。複雑な事情が絡みあって2人の関係は成り立っており、それを日常に溶け込まして紐解いていく。イケダの読解力不足がたたり、真意を汲み取ることは出来なかったところが減点の理由だが、物語的には穏やかに読むことが出来ました。
★★★★★★☆☆☆☆ 6本 (完読 2009.09.20)

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謎の会社、世界を変える。 / 須田将啓・田中禎人

あぁ、やっちゃった、やっちゃいました。もうめちゃめちゃ、面白い!!
身体の芯から熱くなれる。これを読んで熱くなれなかったら、人間として欠陥だ!!読んだ後すぐに何かに挑戦をしたくなる!!
基本的には起業したときの体験物語だけど、それだけではとどまらない“情熱”といった精神が、文字を通してビンビンに感じ取れる。
イケダはITよりの考え方ができるので、非常に共感できる部分が多かったってのも大きい。システム設計でのコミュニケーションの重要性や苦労話など非常に納得。そして、その壁を乗り越えて夢に向かい突き進んでいく情熱。その突き進む先はまだ誰も進んだことのない道。自分達で築いていくその精神力に感服。今の日本人に欠けているものなのだと思う。
未知・謎への挑戦とっはいかなるものなのか!?この本には挑戦者の情熱がつまっている。人生の適齢期(そんなものないけど)を迎えるまでには絶対に読んでおくべきビジネスパーソン必読の1冊!!
★★★★★★★★★★ 10本 (完読 2009.09.13)

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赤い指 / 東野圭吾

でた、加賀恭一郎シリーズ7作目『赤い指』!
ただ一言・・・加賀がちょー渋い!渋すぎるぜ!!!
かつてのシリーズに比べると推理といった観点では少し物足りないが、人物描写と現在の社会に潜む闇の表現力、社会派の作品として秀逸!
あいかわらず、落ち着いた様子でキレまくりの心優しき刑事加賀。そして、導入部分からイライラさせてくれる犯人家族。
追い詰める加賀と追い詰められる家族の心理描写のバランスがよく、どの加賀シリーズにも言えるように作品全体がどこか物悲しい。そう、殺人とは悲しいのである。そして、その悲しさを溢れさせる最後のどんでん返し!「いや、それは有り得ん!」ってのいが本音だが、ウルっときちゃったよ。
改めて思うが、1冊のまとめかたが上手すぎる!東野圭吾、恐るべし!
★★★★★★★☆☆☆ 7本 (完読 2009.09.13)

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LOVE理論 / 水野愛也

『夢をかなえる象』の水野氏のLOVE理論!
前著『ウケる技術』での笑いのセンスを恋愛にシフトしていかんなく発揮した完全なるバカ本です。正直、笑わせていただきました。
が、あなどるなかれ。バカ本なのだが、的を得ていることも多々あり、非常に勉強にもなったりと。とくに“うわっつらKINDNESS理論”なんて(女性をバカにしてるけど)、確かに的確。その他、随所に人間の本質を見抜いている考え方が書かれている。
完全に正解とは言いがたいが、なかなか良い角度から客観的に恋愛について語られていて、恋愛下手な人には少し考えさせられたり、正直にいうと勉強になったりした。最後の締めでは非常に心に響くことを言ったりしている。
“人を愛するとは!?”と深く考えることもできなくもない1冊。
逆に、オススメです、逆にね。
★★★★★★★☆☆☆ 7本 (完読 2009.09.12)

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ためらいもイエス / 山崎マキコ

テーマは今年はやりの“婚活”!発売は2007年だけどネ。
奈津美、29歳。全てを仕事に捧げるまさに“デキる女”を絵に描いたような女性。が、そんな奈津美、実は処女。男性経験がまったくない超恋愛音痴。そんな奈津美に急にモテ期が到来!?言い寄ってくる3人の男性との恋愛音痴な奈津美の恋の行方は!?
・・・と、すげーラブコメな展開を迎える物語。いや、ラブコメですね。
今までの作品と同様、魅力的に女性が書かれている。うーん、なんだかすごくリアルなんよね。主人公のまわりの人たちもなんだかリアル。「あ、いるいる!」と思わせるところが多くて、誰かの日記を読んでるようにサクサクと読めちゃう。
が、最後がちょっと・・・切ない。いや、急ぎ足?なんだか強引な気が・・・。
一応ハッピーエンドだけど、本当に良かったのか?
★★★★★★☆☆☆☆ 6本 (完読 2009.09.11)

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ターン / 北村薫

北村薫、時と人三部作『ターン』!人生がターンしちゃうぜぃ!
イケダが好きな時間もの小説。本作は同じ時間が繰り返される世界に入ってしまった女の人のお話。『ループ』ではなく『ターン』ってのが良い。
世界観が判りやすいようにか、非常に詳細な設定、かつ主人公による(勝手な)世界への解釈が多くみられる。かなりの矛盾、パラドックスがあるものの、ターンしてしまう世界で起こりうる事象は、心理描写を含め非常に繊細に伝わってくる。
全体的な印象として、前半はスローテンポ。話の展開が遅くて若干イライラ。そして後半は、駆け足。え?え?っていう間に終わってしまう。あと、最後にはわかるのだが、文体が特殊で始めの内は少し戸惑ってしまう。。
それでも、時間に対してのワクワク感、甘い純愛、そして胸を締めつけられる孤独感、さらに恐怖感と色々と味わえちゃう!時間の重要性を再認識させられる奥が深い作品です。
★★★★★★★☆☆☆ 7本 (完読 2009.08.28)

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Make Me Wanna Dance vol.07

Make Me Wanna Dance vol.07「ふざけんなよ!!食ってばっかしやんけ!!」
ようやく3人の呼吸があってきて、息のあった掛け合いが戻ってきた。

「肩がぬくもってきたな!!」
「尻上がりに調子あげていくタイプやからな!」
「このまま9回裏まで行こうぜ!!」

野球が苦手な3人は現状のテンションを野球で例えながら車に乗り込んだ。この時間なら・・・札幌までは早くても1時間30分。
シオタ、運転任した。。

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Make Me Wanna Dance vol.06

Make Me Wanna Dance vol.06「さて、どこ行くよ!!」
3人がそろった今、風雲昇り龍の如くテンションは上がっていく。

谷:「ま、とりあえず飯やな。」
塩:「それな、とりあえず何か食いたい。」

そんな残念な奴等を乗せてイケダが運転している車は
千歳空港から車で5分のアウトレット『レラ』に到着した。

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夜更かしdeナイト

夜更かし「デキるヤツは段取りがいい!!」
北海道でイケダが口をすっぱくして言い続けた台詞である。

どうも、まだ仕事中です。
PC見続けて、18時間か。。。さすがに目が痛い。
蝦夷日記、これから尻上がりになってく予定だったのに~↓↓
美女もお休みですが、蝦夷日記もお休みです。
 

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レベル12歳

レベル12歳この土曜&日曜とすることがなかったので、ちまたでもっぱら噂のDQ9ことドラゴンクエストⅨにアドベンチャーした。

いやぁ、意味がわからん!!
馬糞を拾って感謝されるっていう一番初めのイベントに気が付くまで要した時間・・・2時間!!ムリ!!
(汚いって理由で拾わなかった・・・・。) 
 

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Make Me Wanna Dance vol.05

Make Me Wanna Dance vol.05「そいや、シオタに会うの1年ぶりやな!!」
「結局、全然連絡せんと北海道で会うことになってるからな。」
「そっか、しかし1年ぶりやが、、どうでもええな。
「うん。あ、違うやん!!あいつ、2月に帰ってきとったやん!!」
「あ、ホンマや。そいや半年前に会ったな。」
「・・・ま、けど1年ぶりってことでエエやろ。」
「そやな、“1年ぶり!”って言うて、あいつのツッコミを待つか。」
「そやな。面白くないツッコミを待つか。」
眠気眼にこんな会話をしながら、気がつけば新千歳に到着。

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Make Me Wanna Dance vol.04

Make Me Wanna Dance vol.04谷口のウンコと搭乗手続きを無事に済ました。
飛行機が飛び立つまで後45分。

「目覚めのコーヒーが飲みたい。」
神戸空港内の上島珈琲店でコーヒーを飲み
雑談するアダルトな谷口とイケダ。

ピンクのポロシャツにリストバンドに坊主頭。
そしてサングラス。まるでクローズ。

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Make Me Wanna Dance vol.03

Make Me Wanna Dance vol.03神戸空港に完璧なまでに予定通りの到着。
照りつける太陽、それ以上にギラつく谷口&イケダ。

車から荷物を降ろし、荷物を抱えて
まずは搭乗手続き。

神戸空港に向かう楽しそうな人たちの
さらに5倍は楽しそうにはしゃいだ。

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Make Me Wanna Dance vol.02

7時34分。
イケダが運転しているワゴンRは、谷口家に到着。

いつもならトイレから出てこない谷口であったが、
さすがに今日は既に準備が完璧に終わっていた。

テント、寝袋、ランタン。そして大きな旅行バック。

ピンクのポロシャツ。普段履くことないジーンズ。頭にはキャップ。
そして・・・右手にはRSRのリストバンド!?

「着けるの早過ぎるやろ!!!」
運転席に座っていたのに、腰が抜けた。

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Make Me Wanna Dance vol.01

女子に好かれる以外の全ての才能を手にした男、“ジーザス”池田。
弾丸からミサイルへ、ミサイルから核弾頭へ、核弾頭から裸の大将へ、“マグナム清”谷口。
栃木で3番目に面白く、世界で3番目に面白くない男、“汁男優”塩田。
…人は彼等を「脳内カメラ」と呼ぶ。

夏。北海道。ススキノ。石狩。RISING SUN ROCK。
全てが揃うとき…伝説が再び幕を開ける!!       (しおり より抜粋)

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